糖尿病薬の副作用の恐ろしさ


日本の平均寿命は世界一になり、人生80年といわれている。それ自体は喜ばしいことだが、そんな時代だからこそ健康に過ごすことが重要なのではないか。

薬のせいでろくに動けず意識もはっきりしないまま、命だけ永らえることになんの意味があるというのか?これをお読みの皆さんには、ぜひとも薬に頼らず生き生きと人生を謳歌してほしいものである。

日本人は長い間、米を主食とし資源の乏しい環境の中で暮らしてきた。そのため体内に取り込んだ栄養をできるだけ節約しようとする。黄色人種の体は遺伝子レベルでそのように出来ている。
しかし近代になって、西欧の食習慣が普及した。そうして蔓延したのが「生活習慣病」である。食べたものをできるだけ節約しようとする日本人の体は、脂肪として体内に溜め込みやすく、そのため隠れ肥満が増えている。

インスリンについても同じことが言える。黄色人種のインスリン分泌能力は白人と比較してなんと半分ほどしかなく、インスリン抵抗性も非常に低い。

黄色人種はあらゆる点でみても糖尿病になりやすいのだ。それなのに西欧の食習慣をとりいれている。これは糖尿病になるのが必然である。

また、西洋医学はその名の通り西洋で発達したものだが、これを何の疑問も持たず黄色人種にも同様に適用しているのがそもそもの間違いであることは誰の目にも明らかであろう。
インスリン分泌能力も抵抗性も低いのだから、必然的に薬を強くせざるをえない。そして薬には副作用があるものである。

今回は、薬の副作用の恐ろしさと、薬を信じすぎてはならない理由について述べる。


事例

あるインスリン抵抗性改善薬が、膵臓に負担をかけることなく血糖値を下げるという触れ込みで販売された。

糖尿病にはかなり有効だが、なぜ有効なのかはっきりしていない(そんな薬がふつうに薬として認識されていることに驚きだ)。

しかもこの薬と同じチアゾリン系の薬は今までも世界で肝障害等で販売中止になっており、尿路系に副作用を起こしやすい傾向もあった。その他、心不全・肝障害・低血糖といったリスクがある。また膀胱癌の発症率が明らかに上昇した。



上記以外でも、糖尿病の治療薬はただでさえ「低血糖」「肝障害」「乳酸アシドーシス(死亡率約50%)」「アナフィラキシー」「血小板減少」「皮膚粘膜眼症候群」といった副作用がある。

「だるさ」「眠気」などの副作用とも切ってはきれない縁がある。痴呆様の症状を呈する場合もある。
そして、高齢になる程、内臓機能の低下や食事量の低下などにより、薬の副作用が強く現れやすい。

命を永らえさせるためだけに、薬によってこのようなはっきりしない余生を送るというのは、私には耐えられないものだが、皆さんはいかがだろうか。